BIMの基本プロフィール
BIMさんは1993年6月14日生まれ、神奈川県川崎市高津区出身のラッパーです。本名は高木優人さんとされ、身長は165cmです。レーベルはSUMMITに所属し、2012年ごろからプロとして活動を続けています。pucho henzaSummit 2011
THE OTOGIBANASHI’SとCreativeDrugStoreでの歩み
2011年に友人たちを呼び集めてヒップホップグループTHE OTOGIBANASHI’Sを結成し、アルバム『TOY BOX』(2012年)と『BUSINESS CLASS』(2015年)をリリースしました。併行してクルーCreativeDrugStoreの中心メンバーとしても動き、音楽だけでなく映像・ファッションまでセルフプロデュースするコレクティブ文化を築き上げました。
ソロキャリアの躍進:主要アルバムと受賞歴
2018年7月に初のソロアルバム『The Beam』をリリースしてソロ活動を本格化させました。2020年2月にはミニアルバム『NOT BUSY』、2021年8月には2ndフルアルバム『Boston Bag』を発表し、同作はAPPLE VINEGAR Music Award 2021で大賞を受賞しました。さらに2022年3月には2ndミニアルバム『Because He’s Kind』を配信リリースし、メロウで温かみのある作風で高評価を得ています。
コラボレーションとプロデュースワーク
BIMさんは多彩な客演とプロデュースでも注目されています。代表的なコラボにはPUNPEEさんを迎えた「BUDDY」、STUTSさん・RYO-Zさんと組んだ「マジックアワー」があります。2020年には木村カエラさんの楽曲「ZIG ZAG」をプロデュースし、自身も客演で参加しました。こうした横断的な活動がシーンの境界を拡張しています。
ライブパフォーマンスとファッションへのこだわり
2021年10月のワンマンライブ「Sneak Peek」や、2020年7月の無観客配信ライブ「Bye Bye, BLITZ」など、クリエイティブな演出とライブハウスならではの臨場感を両立させたステージが好評です。また、自身のクルーで手掛けるアパレルやコラボウェアをライブ映像で披露し、ファッション面でも強い存在感を示しています。
BIMの音楽性とリリックの魅力
BIMさんのラップは低音寄りの柔らかな声質と、日常を等身大で切り取るリリックが特徴です。メロディに寄り添うフロウとユーモアを交えた言葉選びで、ヒップホップ初心者からコアリスナーまで幅広い層に支持されています。インディR&Bやポップス要素を自然に取り込むことで、耳なじみの良さとクルー由来の実験精神を両立させています。
最新動向と今後の展望
2025年はEPの制作と全国クラブツアーが水面下で進行中と報じられており、BIMさんは「自分のペースで面白い音楽を届けたい」とコメントしています。CreativeDrugStoreの新作コンピレーションにも中心的に関わる予定で、ソロとクルー両輪でのさらなる飛躍が期待されます。今後も飾らないキャラクターとクリエイティブな姿勢で、日本ヒップホップシーンをリードし続けるでしょう。
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